サエレオ、ジリ貧

2012年05月22日 05:19

El Comercioの記事
エクアドルの航空会社、サエレオがジリ貧の状態だという。

同社は先週で、グアヤキルに勤務する職員25人を、リストラしたという。
2ヶ月前に、グアヤキルロハラタクンガを結ぶ路線を運休したことで、人員が余ったためだ。
同社は先に、キトでも6人の職員との契約を打ち切った。

エクアドル国内の航空会社はいずれも、難しい局面に立たされている。
国内市場が小さい一方、政府助成の削減で、この1月からジェット燃料価格が300%も上昇した。
この値上がり分は運賃に転嫁せざるを得ず、各社の利用者も落ち込んでいる。

ロハラタクンガ線を運休した最大の理由は、公営化されたTAMEがこれらの路線に参入したためだ。
サエレオは、立場上優遇されているTAMEと、市場内で公正な競争はできないと主張している。
しかし路線を奪われた今、同社の収益性は著しく悪化しているとの見方が強い。

サエレオだけでなく、AerogalやLANエクアドルも次々とリストラ策を打ち出した。
またイカロは実質的倒産に追い込まれ、参入したばかりのエア・クエンカも停止したままとなっている。

クエンカ、分かりやすく

2012年05月22日 05:18

El Universoの記事
エクアドルアスアイ県のクエンカの通り名表示が分かりやすくなるという。

クエンカ中心部は、スペイン統治時代からの建物が残り、ユネスコ世界遺産にも登録されている。
こうした旧市街地は、古くから通り名の表示がなされており、分かりやすくなっている。
しかし、近年都市化された住宅地や郊外では、その多くの通り名が表示されていない。

クエンカ市はこうした状況を受け、通り名を表示した表示板を、表示する。
また通り名が確定していない通りについて、クエンカにちなむ人名を、新たに採用し、確定させる。
この通り名選定には、各地域の住民による話し合いも行なわれたという。

クエンカ、防犯カメラ

2012年05月21日 05:36

El Universoの記事
エクアドルアスアイ県のクエンカ市は、市内に防犯カメラ50台を設置する方針だ。

クエンカ市内では先週、窃盗、強盗などの路上犯罪が相次いで発生した。
この対策の一環として、以前から検討されていた防犯カメラの設置強化を図る方針だという。
市内の信号機50個所に、防犯カメラを設置するというものだ。

このカメラは同時に、市内の交通網のセンサーの機能も持つ。
バスの運転の定時性を判断し、また車の流れや渋滞の状況も把握する。
安全対策とともに、交通政策をも担う存在となる。

クエンカ市によると、このシステム導入に6万ドルを投じるという。

パティニョ外相、イランへ

2012年05月21日 05:35

El Universoの記事
エクアドルのリカルド・パティニョ外相がイランを訪れるという。

エクアドル外務省が明らかにしたものだ。
外相はこの22日から23日にかけてテヘランを訪れ、マフムド・アフマディネジャド大統領と会談する。
両国間の経済協力、通商の強化などについて、話し合われる見通しだ。

エクアドルラファエル・コレア政権は、米国と距離を置く立ち位置ととっている。
こうした共通項から、政権発足後、イランとの関係性が強まっている状態だ。
しかしイランに対しては欧州連合や米国などが圧力を強めており、このスタンスへの国内での批判もある。

またパティニョ外相はイランの後、25日には南アフリカ共和国を訪れ、アフリカサミットに立ち会う。
外務省は現在、アフリカ各国との関係強化を狙っており、この場で積極的な外交を目指すという。
同省は、今後ケニア、アンゴラ、アルジェリア、ナイジェリアエチオピアに大使館を設ける方針を示した。

航空局、空軍の沈黙

2012年05月20日 05:36

El Universoの記事
エクアドル民間航空局、空軍の双方が、沈黙を守ったままだ。

先週、マナビ県でメキシコの小型機が墜落しているのが発見された。
この機体の中からは2人の遺体が収容され、さらに現金135万ドルが見つかっている。
この小型機は、メキシコや中米、コロンビアエクアドル国内の間を、秘密裏に飛行していたとみられる。

この事件について、民間航空局、空軍の双方が口をつぐんでいる。
本来ならばこの2つの機関、組織は、こうした小型機をレーダーを通じて発見すべき立場だ。
しかしこの小型機の存在を把握していたのか、そうでないのか、未だに明らかにしていない。

今回の墜落現場から50キロの地点の農場内では、薬物の精製工場も発見されている。
警察が調べを続けているが、機内から見つかった多額の現金は、薬物取引にからむものと推測されている。

OPS、デング流行中

2012年05月20日 05:35

El Universoの記事
エクアドルについて、パンアメリカン保健機構(OPS)は、デングが流行していると位置づけた。

エクアドルではコスタ(海岸)地方を中心に、蚊が媒介する感染症であるデング発症者が相次いでいる。
保健省のデータでは今週、新たに467人の感染が明らかになり、今年になってからの感染者は7434人となった。
とくに経済都市グアヤキルを抱えるグアヤス県と、マナビ県での感染者増加が著しい。

OPSはこの状況から、エクアドルのコスタ地方はデングが「流行状態にある」と指摘した。
OPSの下部組織であるアンデス保健機構(OAS)はこの17日から、グアヤキルでの実態調査にも乗り出した。
有効なワクチンが存在しないデング感染抑止のため、蚊の発生を抑える取り組みなどにOASも協力する。

保健省のデータでは、この7434人のうち123人が出血熱を発症し、さらにこのうち13人が死亡しているという。

薬物工場、借り賃1万ドル

2012年05月19日 05:32

El Universoの記事
エクアドルマナビ県で発見された「薬物工場」では、所有者に借り賃として1万ドルが支払われていた。

警察に摘発されたこの工場があるのは、同県のハマ郡、サルト・デ・ビグアだ。
この16日に警官隊が突入し、工場内にいた32歳から42歳のコロンビア人の男3人が逮捕されている。
この工場では、コカインなどの薬物が精製されていたとみられる。

この工場のある土地の所有者によると、4月25日に貸す契約をしたという。
この場所は農場の一部で、借り賃として1万ドルがすでに支払われていた。
しかし所有者は、この場所が工場として使用されていることは知らなかったと証言している。

マナビ県ではこの週、135万ドルもの現金を積んだ小型機が墜落しているのが発見されている。
この機は、国内とコロンビアか中米の間を飛行していたものとみられ、薬物組織の関与の疑いが強い。
今回、墜落現場から50キロの地点で見つかったこの薬物工場も、この組織の関連である可能性が指摘されている。

コロンビア増、ペルー減

2012年05月19日 05:31

El Universoの記事
エクアドルを訪れたコロンビア人観光客は増加し、ペルー人は減少した。

エクアドル観光省が、この第一四半期の外国人観光客のデータを示したものだ。
コロンビアからの観光客は今年のこの期、11万5722人と、2011年同期を27.7%上回った。
一方でペルーからは4万6232人と、前年同期比で12.4%の減少となっている。

米国からの観光客は7万4502人と2.0%減、英国は6582人と9.8%の減少だ。
アルゼンチンからは54.23%、スペイン6.81%、チリ25.38%と、それぞれ増加となっている。

デング、7千人に迫る

2012年05月18日 06:05

El Universoの記事
エクアドル国内でデングに感染した人は、7千人に迫る状態だ。

エクアドル保健省によると、今年に入ってからデング感染が確認された人の数は6934人となったという。
このうち118人が出血熱など重症化を示し、このうち11人が死亡している。
コスタ(海岸)地方を中心に、依然として警戒が必要な状態だという。

感染者がもっとも多く報告されているのは、グアヤキルを抱えるグアヤス県で、マナビ県が次ぐ。
以下、ロス・リオスエル・オーロサンタ・エレーナエスメラルダス県が続く。
またもっとも多くの死者が出ているのはマナビ県の6人で、グアヤス県が4人で続く。

デングは蚊が媒介する感染症で、ワクチンがないため蚊に刺されないことが最大の予防策だ。

事故現場近くで薬物工場

2012年05月18日 06:04

El Universoの記事 / El Universoの記事
エクアドルマナビ県の小型機墜落現場から50キロの地点で、薬物の工場が発見された。

ペデルナレスから26キロの地点にこの13日、小型機が墜落しているのが発見された。
この現場からは男性2人の遺体と、犬3匹の死骸が発見されている。
また機内からは、実に134万5千ドルもの現金が発見、押収されている。

マナビ県警によると、この現場から50キロのサルト・デ・ビグアで、薬物を精製していたとみられる工場が見つかったという。
警察官80人体制でこの工場を摘発し、中にいた3人を逮捕したほか、原料や薬品などを押収した。
今回、発見された小型機の中の現金と、この工場に関連がある可能性がある。

一方、墜落機から発見された男のうちの1人はメキシコ国籍で、現在のエクアドルへの入国記録がないことも分かった。
今回、墜落したこの機体を使用し、薬物や現金などとともに第三国との間を往復していた可能性が高い。

エクアドル、硬貨新シリーズ

2012年05月17日 06:17

El Comercioの記事
エクアドルではこの21日から、硬貨の新シリーズの流通が始まるという。

エクアドル中央銀行が明らかにしたものだ。
エクアドルでは経済破綻を回避するため、2000年1月に通貨がドル化された。
紙幣は米国と同じものを使用しているが、1ドル未満の硬貨については独自のものを使用している。

新たに発行されるのは、「米国の大統領シリーズ」だ。
ジョージ・ワシントン、エイブラハム・リンカーンなどの歴代大統領の肖像をデザインした硬貨だという。
21日から流通が始まり、キトグアヤキルクエンカなどでは同日から、金融機関で交換できるようになる見通しだ。

ラタクンガ貨物便

2012年05月17日 06:16

El Comercioの記事
エクアドルコトパクシ県のラタクンガの空港に、国際貨物定期便が就航した。

就航したのは米国のセントゥリオン・カーゴ社の貨物便だ。
この空港とフロリダ州のマイアミを結ぶ便を、週5便で運航するという。
エクアドル内陸産の花卉を、米国の市場に定期的に供給するのが、最大の目的だ。

ラタクンガの空港は国内の空港の中でもっとも長い滑走路を持ち、また天候の状態も比較的恵まれている。
国はこの空港の拠点性を高めるため、施設の質を向上する公共工事を終えたばかりだ。
それでも、花卉生産者、輸出業者らはこの空港ではなく、キトの空港を利用するケースが多いという。

この空港が避けられる最大の理由は、花卉を冷蔵する施設インフラの不足だ。
この空港にも施設はあるものの、安定的輸出体制をとるためには、今の5倍のスペースが必要だという。
輸出業者らは今後国や空港の管理会社に、この施設増強を要望する方針だ。

現在、サエレオがこの空港とグアヤキルを結ぶ旅客便を運航しており、近くTAMEも開設する見通しだ。

墜落機から多額の現金

2012年05月16日 06:14

El Universoの記事
エクアドルマナビ県に墜落していた小型機の中から、多額の現金が見つかった。

小型機が墜落したのはペデルナレスから26キロの、タイチェ付近の草原だ。
この機体は13日の21時頃に墜落したとみられ、警察による検証が行なわれていた。
現場では男性2人の遺体と犬2人の死骸も発見されている。

警察によると、この機内から袋に入った現金が発見されたという。
この現金は総額4~5百万ドルほどとみられ、この現金を運ぶために飛行していたとみられる。
この地点からわずか40キロの地点で2006年、大量の薬物が発見されたこともあり、関連が疑われている。

トランビア、10月に着工へ

2012年05月16日 06:13

El Comercioの記事
エクアドルアスアイ県のクエンカでこの10月、トランビア(路面電車)の建設工事が始まる。

ラファエル・コレア大統領が、この建設に国も支援することを先週末、正式に表明した。
これを受け、クエンカ市が進めていたこの計画は、現実に進められることが内定した。
この10月に着工し、2013年の開業を目指す。

スペイン統治時代の建物が多く残るクエンカは、ユネスコ世界遺産にも登録されている。
しかし市街の交通は自動車に依存しており、この排気ガスや振動が、建物に与える影響も指摘されていた。
環境への負担がより小さなトランビアを交通の軸として活用し、町の保全も図ることになる。

このトランビアには町の特徴から、クアトロ・リオス(4つの川)と名づけられた。
建設されるトランビアは全長14キロで、一日あたり10万6千人の利用を見込む。
この計画推進および資金面では、スペインフランス、中国からの協力も受ける。

クエンカ、トランビア建設へ(3月1日)

繰り返されたバス事故

2012年05月15日 05:15

El Universoの記事
エクアドルチンボラソ県で12日に発生したバス事故は、繰り返されたものだった。

12日未明、グアモテとセバダスを結ぶ道路を走行していたマカス社のバスが、谷に落下した。
この事故で、こども2人を含む乗客9人が死亡し、32人が負傷した。
このバスはグアヤキルに向かうところで、スピードの出しすぎでコントロールを失ったとみられる。

マカス社によると、このバス車輌は今年3月にも事故を起こしていたという。
モロナ・サンティアゴ県で衝突事故を起こした後、修理をして新たに使用を開始したばかりの車体だった。
技術的な検査は受けており、整備不良などはないとみられている。

今回の事故の負傷者らの中には、リオバンバ市内の病院で今も手当てを受けている者がいる。

ババオヨ・ショッピング

2012年05月15日 05:13

El Universoの記事
エクアドルロス・リオス県の県都ババオヨに、新たに大型商業施設がオープンする。

今月27日、市制施行記念日に合わせて開業するのは「パセオ・ショッピング」だ。
人口15万人の地方都市であるババオヨには、初めてのショッピングモールだ。
これまで市内中心部には中小の商店しかなく、この商業施設がこの町の流通を大きく変える可能性がある。

この商業施設には大型スーパー「ミ・コミサリアト」を含む53の店舗が入る。
ババオヨの人々はこれまで、大きな買い物の際には、地理的に近いグアヤキルに向かっていた。
この施設が完成すれば、この地で大部分の買い物をカバーできると、地域の期待は大きい。

しかし一方、中心部の空洞化が進む懸念ももちろんある。
市側は状況を見ながら、中心部とこの商業施設を結ぶ交通の動線を整えることも検討している。

トゥルカン、活気づく

2012年05月14日 06:02

El Comercioの記事
エクアドルカルチ県のトゥルカンの空港は、活気づいているという。

トゥルカンの空港は、2年間に渡り、旅客定期便が運航されていなかった。
この4月2日にキトとの間の便が復活し、再び空の拠点としての機能が戻ってきたことになる。
さらにこの路線はコロンビア南部のパストまで延伸され、この路線が新たな交通の軸となっている。

この便を運航し始めたTAMEはもともと、キトトゥルカンボゴタ線を運航していた。
路線見直しの一環で、このルートがキトエスメラルダスボゴタに変更され、この空港の便がなくなってしまっていた。
こんな中、エクアドルコロンビア両国が両国間の通商、観光拡大に合意し、「政策的に」路線が就航したものだ。

しかしトゥルカンの人々にとっては、まだこの航空路線の利便性が高いとはいえない。
便数が少ないだけでなく、キトとの往復で120ドルかかるなど、運賃が陸路交通に比べて著しく高いためだ。
それでも、この便を利用すればグアヤキルやクエンカへの接続もよく、今後の利用増加に町もTAMEも期待している。

トゥングラワ、また波

2012年05月14日 06:01

El Universoの記事
エクアドルトゥングラワ火山が、またじわりと活発な状態となりつつあるという。

キトから140キロにあるトゥングラワ火山は、国内でもっとも活発な活火山の一つだ。
1999年から断続的に活発化を繰り返しており、2006年の噴火時には火砕流で死傷者も出している。
火山の監視を続けている地質機構によると、また火山の活発化の兆しがみられるという。

地質機構のデータによると、火山性と見られる地震が、再び活発に起きているという。
地震の規模は小さく、地域の人々の生活に支障をきたすほどではない。
また火口からの噴煙もやや増えつつあり、同機構は活動の状況を注意深く見守っている。

トゥングラワ」はインディヘナ(先住民)の言語、ケチュア語で「火ののど笛」を意味する。

エクアドル、デングも多い

2012年05月13日 06:21

El Universoの記事
エクアドルでは依然として、デング感染者も多い状態だ。

蚊が媒介する感染症であるデングは、とくにコスタ(海岸)やセルバ(アマゾン)で感染例が多い。
通常であれば、雨季が落ち着きを見せつつある今、デング感染は減る傾向にある。
しかし今週、新たに797人の感染が確認され、年始以来の感染者は6849人となった。

保健省はこの状態を、「懸念を示すべきレベルだ」とする。
この週の状況は、およそ13分に一人、デングの感染者が出ている計算になる。
また年始以来、重症化したデング出血熱の発症者は118人となっている。

現在はマナビマンタや、グアヤスグアヤキルなどで、感染者が多く出ている状況だ。
ワクチンがないデングは、蚊に刺されないことが最大の予防策で、地域行政単位で薬剤散布などが行なわれる。

エクアドルも水温高い

2012年05月13日 06:20

El Universoの記事
エクアドルの海水温も、通常よりも高い状態にあるという。

グアヤキル大学の自然科学科が指摘したものだ。
エル・オーロ県など南部沖の海水温は、摂氏24度に達しているという。
この水温は、通常の5月の海水温よりも、2.5度高い状態であることを示している。

隣国ペルーの北部の海岸では、イルカやペリカンなどの海鳥の大量死が問題となっている。
この大量死は海水温が高く、この影響で水中の魚群が少なくなり、餌が不足し生じたことが原因の一つとみられる。
エクアドル県境のトゥンベス県でも海鳥の死骸が見つかっており、エル・オーロ県は警戒を強めている。

しかしグアヤキル大学の指摘では、今の段階ではエクアドルでは同様の事態は起きにくいという。
「2.5度という温度変化では、海水中の魚の状況には大きな変化はなく、大量死は考えにくい」
ペルー北部では少なくとも5.0度程度上昇したとみられ、状況は同じではないという。

それでも、この大量死の原因がウイルスなどによるとの見方もあり、警戒態勢は変わらない。
ペルーではランバエケ県を中心にピウララ・リベルタ県などで数千匹のイルカ、海鳥の死骸が見つかっている。


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