チリ地震、被害300億ドル

2010年02月28日 18:38

News.com.auの記事 / La Terceraの記事
チリで発生した巨大地震の被害総額が、300億ドルに達する可能性があるという。

米国の保険機関が、現段階での被害の予測額を示したものだ。
この予測では、被害総額が150億~300億ドルに達するとみられるという。
この額は、チリの国内総生産(GDP)の10~15%に相当する。

被害は震源に近い、第7(マウレ)、第8(ビオビオ)、第9(ラ・アラウカニア)州に集中しているとみられる。
しかしこの保険機関の予測では、人口が集中するメトロポリターナ州の被害が、全体の半分を占めるという。

サンティアゴは正常化へ

2010年02月28日 18:30

La Terceraの記事 / La Terceraの記事
チリサンティアゴなどメトロポリターナ州の市民生活は、落ち着きを取り戻しつつある。

2月27日未明の地震で、サンティアゴなどメトロポリターナ州でも強い揺れを感じた。
この地震を受け、サンティアゴではライフラインが絶たれる事態が広がっていた。
しかしこうした事態は、大幅に改善されたという。

地震直後から、広い範囲で停電が続いていたが、今は回復途上にあるという。
Chilectraによると、メトロポリターナ州全体では、80%で電力供給が回復した。
しかし一方で、地震の甚大な被害を受けた中南部ではタルタルとチロエ島の間で、復旧が遅れている。

また水道については、メトロポリターナ州の96%で回復したという。
水を供給するアグアス・アンディーナによると、浄水、配水施設には地震の影響は及んでいないという。
しかしこちらも、被災地一帯では復旧の目処は立っていない。

国際社会に支援を求める

2010年02月28日 12:22

La Segundaの記事 / La Terceraの記事 / La Terceraの記事
チリ外務省は国際社会に対し、支援を求めた。

マリアノ・フェルナンデス外相は27日未明の地震被災地への支援を、国際社会に求めた。
外務省によると、すでに近隣のペルーアルゼンチンボリビアなどから援助の申し出があるという。
今後、被災地の被害概要が明らかになるにつれ、さらに援助物資が必要になると判断した。

一方、サンティアゴ市内の状況は少しずつながら、落ち着きを取り戻しつつある。
メトロポリターナ州の保健局は、州内の病院のベッド311床を、被災者用に用意したことを明らかにした。
また被災者からの保健相談に応じる専用回線「600 370 7777」を用意し、無料で質問に答える体制だ。

国内最大の航空会社LAN航空は、この地震を受け、国内17地点への乗り入れ便について運航を見合わせている。
一方で、LAN航空の運航体制には、今回の地震の影響はないことも明らかにされた。
便の案内や運休便からの振替については、インターネットまたは専用回線「600 526 2000」で問い合わせを受け付けている。

チリ、死者300人越す

2010年02月28日 11:19

La Terceraの記事 / La Terceraの記事
チリで27日未明に起きた巨大地震の死者数が300人を超えた。

チリ政府防災局が明らかにしたものだ。
27日23時の段階で、この地震による死者数が300人を超えたとみられるという。
しかし、正確な被害概要の把握には、少なくともあと72時間は必要との見方も示された。

この地震による被害は、第7(マウレ)、第8(ビオビオ)の両州に集中している。
第8州のタルカワノでは、津波とみられる大波が市中まで押し寄せた。
またコンセプシオンの北に位置するディチャトでは、市街の80%が水に浸かった。

被災地では、医療の拠点となるべき病院も、大きな被害を受けた。
防災局によると、被災地内では5個所の病院が、全半壊したという。
また医療を継続できる病院の多くも停電や断水に瀕しており、対応が困難な状態となっている。

チリ「この50年で最悪の惨事」

2010年02月28日 09:54

La Terceraの記事
チリミチェル・バチェレ大統領は、「この50年で最悪の惨事」と表現した。

27日午前3時34分頃、第9(アラウカニア)州内を震源とする巨大な地震が発生した。
この地震の規模はマグニチュード8.8と、チリ国内で発生したうちで最大の強さだ。
チリ防災局によると、これまでに214人の死亡が確認され、不明者は15人、住宅150万棟が被害を受けた。

ミチェル・バチェレ大統領は被災者の支援に、政府としても全力を挙げると語った。
しかしその一方で、被災者の住宅被害の全容把握までに、3週間はかかるとの見通しを示した。
チリ国内では今も各地で停電が続き、情報が分断された状態で、政府も全容の把握が難しい状態となっている。

27日夕方には、サンティアゴのラ・モネーダ(大統領府)で、全閣僚による緊急会議が行なわれた。
事前に内務相に対しては、被害概要の把握と被災者支援の方策を打ち出すよう、指示があった。
21時、バチェレ大統領から国民に対して、メッセージが送られた。
チリよ、力を合わせて頑張ろう

コンセプシオン、60人生き埋めか

2010年02月28日 09:43

La Terceraの記事
チリの巨大地震の震源に近いコンセプシオンでは、60人が生き埋めとなっている。

多くの不明者が出ているのは、コンセプシオン市内の建物の倒壊現場だ。
14階建ての、比較的新しい集合住宅の建物がこの地震により倒壊した。
これまでに22人が瓦礫の中から救出されているものの、依然として60人が不明だという。

地元からの報道によると、この建物のおよそ55%が地震により崩れたという。
この地震以後、コンセプシオン市内では12個所で火の手が上がったが、消火活動も思うように進んでいない。
また地震以後、市内全域で停電や電話の不通が続いており、被害概要の把握も難しい状態だ。

津波で2人死亡

2010年02月28日 09:37

La Terceraの記事
チリ沖合いの島では、津波により少なくとも2人が死亡した。

チリ中南部を震源とする巨大地震で、チリの海岸一帯には津波警報が出されていた。
国の防災局によると、フアン・フェルナンデス諸島で、この津波による死者が2人、確認された。
本震発生から2時間半後の午前6時頃、この島を高波が襲ったという。

また防災局の発表では、この死者のほか、11人の不明者が出ているという。
フアン・フェルナンデス諸島を襲った波の高さは3メートルで、海岸一帯が大きな被害を受けた。
不明者らは自宅内にいて、波に飲まれたものとみられる。

チリ、物資調達に走る

2010年02月28日 09:32

La Terceraの記事
チリの被災地周辺では、多くの市民が物資の調達に走っている。

27日未明に、チリ中南部を震源とする巨大な地震が発生した。
この地震により多くの建物が倒壊し、多くの死傷者を出している。
こうした中、多くの市民が、必要な物資の調達のため、スーパーやガソリンスタンドなどに殺到している。

早くも供給不足に陥りつつあるのは、食料品や日用品、ガソリンなどの燃料だ。
さらにラジオや懐中電灯などの物資も、供給不足になりつつある。
この傾向は第5(バルパライソ)州から第9(アラウカニア)州までの広い範囲で見られる。

ガソリンについては、各店に今ある在庫がなくなれば、次に入荷するのは早くても10日後だ。
チェーンスーパー「サンタイサベル」は、営業できる状態ではないとして、ほとんどが閉店したままとなっている。
サンティアゴ市内などでは、一部で略奪があったことも報告されている。

エボ、「緊急支援を」

2010年02月28日 09:22

Los Tiemposの記事
ボリビアエボ・モラレス大統領も、チリに対する緊急支援を行なう方針を示した。

チリ中南部を震源とする巨大な地震が27日未明に発生した。
この地震により、チリの広い範囲で、甚大な被害が生じていることが伝えられている。
チリ国民、とくに被災者に心からお見舞いを申し上げる」
モラレス大統領はこう述べて、チリに対する必要な支援を早急に行なう方針を示した。

ラテンアメリカの『兄弟』に起きた、甚大な災害だ」
ボリビアチリは1978年の断交以来、正規の外交関係を持っていない。
しかしモラレス大統領は人道的見地から、隣人に対する支援を惜しまない姿勢だ。
「このような自然災害は政治的状況とは無関係だ」

カバンの中にこども

2010年02月28日 09:15

Los Tiemposの記事
ボリビアで、カバンの中にこどもを入れて運んでいた女が逮捕された。

カバンに入れられたこどもが見つかったのは、エルアルト市内のバスターミナルだ。
こども4人がそれぞれ、カバンに入れられ、荷物としてバスに預けられていた。
これらのカバンの所有者であった50代の女が逮捕された。

警察によると、人身売買の疑いがあるという。
保護されたのは生後1ヶ月から4歳までのこどもで、いずれも健康状態に問題はない。

グアラヨス、また薬物機

2010年02月28日 09:05

Los Tiemposの記事
ボリビアグアラヨスでまた薬物輸送機が墜落した。

警察の薬物捜査課によると、この輸送機とみられる小型機が発見されたのは先週末だ。
調べを進めた結果、やはりこの機体が薬物輸送に使用されていたことが判明したという。
この機体の残骸からは、コロンビア国籍の3人の遺体が発見、収容されている。

警察の説明では、期待はアッセンシオン・デ・グアラヨス周辺で見つかったという。
通常、アクセスが難しい地域であり、空路以外では到達できない地域だ。
警察はこの小型機が、薬物輸送組織の一翼を担っていたと見て、今後も捜査を続けるという。

CBBA、雨と少数部族

2010年02月28日 09:04

Los Tiemposの記事
ボリビアコチャバンバ県内の少数部族が危機に瀕している。

コチャバンバ県の熱帯地方には、複数の少数部族のコミュニティがある。
県側の把握によると、このうち4つのコミュニティで、雨の影響が広がっているという。
食糧を得られず飢餓感が広がり、さらに飼育していた家畜が死ぬなどの被害が生じている。

影響を受けているのはモヘニョ族、トリニタリオ族、ユラカレ族、チマン族だ。
いずれも熱帯地方であるチャパレ地方で、伝統的なスタイルの生活習慣を踏襲する部族だ。
県側によると、いずれの部族ももともと栄養状態がよくはなく、現在はさらに悪化しているという。
さらに川の氾濫などで道が閉ざされ、物資や医療に辿り着くことも困難な地域もある。

県側は当面の支援物資を、チャパレの拠点となる町に搬送することを決めた。
今後の分配の方法については、現地で考えることになるという。

ガルシア、見舞う

2010年02月28日 09:00

El Comercioの記事
ペルーアラン・ガルシア大統領は隣国の災害に、見舞いを述べた。

ペルーは、チリ国民が必要とする支援を惜しまない」
27日未明、チリ中南部を震源とする巨大地震が発生し、甚大な被害が生じていることが伝えられている。
ガルシア大統領は2007年8月のピスコ大地震の経験を踏まえ、必要な支援を行なう姿勢を示した。

この地震により、ペルーチリの海岸に対し、米国の地質研究所が津波の警報を出している。
ペルーの海岸部へはすでに津波の到達は確認されているが、現在のところ被害は生じていない。
しかしとくにペルー南部の海岸について、今後も波が押し寄せる可能性があり、警戒が呼びかけられている。

この地震を受け、LANペルーは、リマサンティアゴを結ぶ便の運休を決めた。
この理由については「安全運航の確認がとれないため」としている。
LANペルーは早期に便を再開できるよう、現地と連絡をとっているという。

マチュピチュは4月1日

2010年02月28日 08:54

El Comercioの記事
ペルークスコ県のマチュピチュ遺跡の観光再開は、あくまで「4月1日」だという。

トランスアンディーノ鉄道が明らかにしたものだ。
1月末の豪雨を受け、マチュピチュクスコを結ぶ鉄道は今も不通となっている。
ペルー政府とペルーレイルは、この観光再開の目標が4月1日であることを示していた。

これに対し、早期に観光を再開させたクスコ県は、再開日を3月15日としていた。
鉄道については区間復旧とし、バスを乗り継ぐ形で再開させるプランだ。
しかし鉄道の復旧工事にあたるトランスアンディーノ鉄道は、この3月15日プランを否定した。
この説明によると、県側が早期再開をアナウンスした区間の工事が、この期日までに間に合わないという。

清涼飲料の変化

2010年02月28日 08:39

La Repúblicaの記事
ペルーで、清涼飲料に対する見方が変わりつつあるという。

現在、夏を迎えているペルーでは、清涼飲料の出荷のピークだ。
しかし小売側によると、この夏、清涼飲料の売れ行きはやや不振だという。
消費者の間で健康志向が広まり、清涼飲料の消費を控える傾向があるためとみられる。

保健省や地域の保健行政は、清涼飲料の飲みすぎの危険性をこれまで指摘してきた。
多くの糖分を含むことから高カロリー摂取につながり、糖尿病など生活習慣病の原因にもなる。
こうしたアナウンスメントの効果もあり、消費に「歯止め」がかけられた状態とみられる。

こうした中、清涼飲料メーカーも手をこまねいているわけではない。
糖分カット、オフ商品や、天然果汁、ビタミンを配合した商品など、その商品の幅が広がりつつある。
右肩上がりだった清涼飲料だが、今はその内部で大きな変化が起きつつある。

中国への不安

2010年02月28日 08:33

La Repúblicaの記事
ペルー国内では、中国との自由貿易協定(FTA)締結に対し慎重な意見も根強い。

ペルー政府は、世界各国とのFTA締結に積極的だ。
中国政府との間でもこの交渉が進められ、3月1日に締結される予定となっている。
しかし国内の産業界では、この対中国FTAに対し、不安を訴える声も多い。

とくに、不安が大きいのは、ペルー国内の有力産業であるアパレル、衣類業界だ。
中国産の安い衣類が国内に流入することで、国内の衣料品工場が打撃を受けるおそれがある。
業界団体によると、最悪の場合、4万人が職を失う可能性があるという。

両国で合意されているFTAの内容では、ペルー産品の90%は無関税で中国に輸出できる。
一方で、中国産の衣類、金属一次産品などがペルーに、やはり無関税で輸入されるようになる。

遊覧機、年数制限へ

2010年02月28日 08:14

Perú21の記事
ペルーアラン・ガルシア大統領は小型遊覧機の耐用年数規制を行なう方針を示した。

イカ県のナスカの地上絵を空から遊覧観光する小型機が、墜落した事故を受けたものだ。
ナスカ航空が保有し、事故を起こしたこの小型機は、少なくとも30年以上使用されていたとみられる。
ガルシア大統領は「客を乗せる遊覧機の安全策が必要だ」と語り、年数規制を行なう考えを示した。

ガルシア大統領は「(規制については)考えられる方法だと思う」と述べた。
この上で、すでにエンリケ・コルネホ交通通信相に、対応を検討するよう指示したことも明らかにした。
規制を行なう年数については「20年」とする私案を語っている。

ナスカの地上絵の遊覧機の事故は2008年にも起きており、この際にも機材の老朽化が問題となっていた。
今回の事故では、操縦士とチリペルーの観光客ら合わせて7人が犠牲になった。

ペルー、ネット恐喝

2010年02月28日 08:13

El Comercioの記事
ペルーで、インターネットを使い恐喝を行なった男が逮捕された。

逮捕されたのはウィリアム・アラウホ・カリージョ容疑者(21)だ。
同容疑者は、リマのサンフアン・デ・ミラフローレスの自宅で、ネットを通じて恐喝を行なったという。
その被害者となったのは、9歳の女の子だった。

調べによると、カリージョ容疑者はウェブカメラを通じ、この9歳の女児とチャットで会話をしていたという。
この際、言葉で誘導しながら服を脱がせ、ビデオカメラを通じた映像を保存した。
このビデオをネタに、少女から金銭を巻き上げようとしたという。

この9歳の女児の母親の告発で、この事件が明るみに出た。
警察は恐喝容疑と同時に、児童ポルノの規制法違反の容疑についても調べている。
また被害者が、この女児以外にもいる可能性がいるとして、追求するという。

クリスティナ、全面支援

2010年02月28日 08:12

Clarín.comの記事
アルゼンチン政府は、チリの地震被災者、復興支援に全面的に協力する。

クリスティナ・フェルナンデス・デ・キルチネル大統領が語ったものだ。
27日未明、チリ中南部を震源とする巨大地震が発生し、甚大な被害が生じている。
この地震の後、フェルナンデス大統領はチリミチェル・バチェレ大統領に電話を入れたという。
この電話の中で、被災者、復興支援に全面協力することを伝えた。

アルゼンチン政府は、在サンティアゴのヒネス・ゴンサレス・グラシア大使を窓口に、支援のあり方を探っている。
しかしまだ被害概要が明らかではない状況で、具体的な内容はまだ決まっていない。
フェルナンデス大統領は「チリ国民、政府が必要と思うことに、何でも協力する」と語った。

アルゼンチンでも地震

2010年02月28日 08:06

La Nacionの記事 / Clarín.comの記事
チリでの大地震と同じ日、アルゼンチン北部でもやや強い地震が起きた。

地震があったのはサルタ州一帯だ。
27日午後0時45分頃、サルタ市の南東15キロを震源とする地震が発生した。
震源の強さはマグニチュード6.1と推定されている。

この地震によりサルタ市では強い揺れを感じ、同州内やトゥクマンフフイでも強い揺れを感じた。
サルタ市付近では、この地震により9歳の男児と53歳の男性の2人が死亡した。
いずれも倒壊した建物や壁の下敷きになったことが死因だ。

チリの地震に比べれば非常に小さいが、それでもサルタには大きな被害が生じている」
アルゼンチンの地質学の研究者はこう述べた。
サルタで、この規模の地震が起きたのは1973年11月19日のマグニチュード5.4の地震以来だ。

マチャラ、120世帯が避難

2010年02月28日 07:50

El Universoの記事
エクアドルエル・オーロ県のマチャラでは、120世帯が避難を強いられている。

マチャラでは局地的な豪雨が降り、広い範囲で浸水、冠水の被害が生じた。
市側の把握によると、現在のところ120世帯が自宅に戻ることができないという。
それぞれ、市内の公共施設や学校などに身を寄せている状況だ。

シモン・ボリバール小学校には、7世帯が避難している。
避難家族らによると、この小学校の床も一時浸水し、持ち出した衣類なども一部、水に浸かったという。
「まだ、避難物資も十分に受けられていない」と避難家族らは語る。

エル・オーロ県では今年に入り、各地で局地的な大雨が記録され、洪水、浸水被害が相次いだ。
マチャラ市内でも、25日の雨以前から、避難を強いられている地域もある。
食糧など支援物資の必要性とともに、今後の衛生に行政側の対応が求められそうだ。

エル・エヒドの画家

2010年02月28日 07:49

El Comercioの記事
エクアドルキトのエル・エヒド公園には週末、画家たちが現れる。

エル・エヒド公園の一角は、自身の描いた絵を売るスペースが設けられているのだ。
平日は美術の教師として働くエンリケ・レイノソさんもこの画家の一人だ。
レイノソさんのエヒド公園通いは、実に36年続いているという。

エル・エヒド公園で、レイノソさんに割り当てられたスペースはわずか3平方メートルだ。
このスペースに、レイノソさんは自身が手がけた絵、10点を並べる。
朝5時に自身の工房を出て公園に向かい、そして再び自宅に戻るのはもう夜だ。

レイノソさんが主に手がけるのは、キトの風景画だ。
自身の若い頃の作品と今の作品では、その内容だけでなく、都市の姿も大きく変わっているという。
「私はもう、この町を離れるつもりはない」
レイノソさんの絵は、その大きさにより300~600ドルで販売されている。

ウリベ、三選認めず

2010年02月28日 07:48

El Tiempoの記事
コロンビア憲法法廷は、アルバロ・ウリベ大統領の三選を認めなかった。

26日、憲法法廷は長時間に及ぶ審議を経て、議決を行なったものだ。
ウリベ大統領の次期選挙の出馬を可能にするための、国民投票を行なうか否かを決めるものだ。
この結果、憲法法廷はウリベ大統領の三選の道を閉ざすことを決めた。

この議決では、賛成は2に対し、反対は7だった。
2005年のウリベ大統領の二選時に、すでに一度、憲法改正が行なわれている。
この際、憲法法廷はこうした改正は「今回限り」との判断を示していた。
憲法法手は結局、この当初判断を踏襲することを選んだ。

ウリベ政権は米国と近いスタンスを保ち、国内の武装ゲリラとの対決姿勢を維持してきた。
今回、憲法法廷の判断を受け、次期大統領選の人選に焦点が移ることになる。

カラカス、水道管事故

2010年02月28日 07:47

El Universalの記事
ベネズエラカラカス市内で水道管が断裂する事故が発生した。

事故があったのは、市内北部のエル・カフェタル大通りとエル・リモン通りの交差点付近だ。
道路の地下に敷設された水道管が断裂し、水が勢いよく噴出した。
この影響で、この交叉点一帯は冠水し、巨大な「池」が出現した。

市水道局によると、事故は市内北部一帯に水道を供給する主要な水道管で起きたという。
このため北部の広い範囲で、水道が使用できない状態となっている。
水道局はすぐに復旧工事にかかっているものの、完全復旧には数日かかる見通しだ。

チリ地震、死者78人

2010年02月27日 21:37

La Terceraの記事
チリで27日未明に発生した大地震による死者数は、78人となった。

夜が開け、ミチェル・バチェレ大統領が防災局の把握した数字を発表したものだ。
午前3時34分、コンセプシオンの南東90キロを震源としたマグニチュード8.8の大きな地震が発生した。
この地震の揺れは北はチリ第2(アントファガスタ)州、南は第10(ロス・ラゴス)州までの広い範囲で感じた。
被害は第7(マウレ)州、第8(ビオビオ)州、第9(ラ・アラウカニア)州に集中する。

バチェレ大統領は地震直後に大統領府で、エドゥアルド・ペレス・ヨマ内務相と緊急の会談を持った。
この場でバチェレ大統領は情報の把握と、必要な支援を速やかに行なうよう、ヨマ内務相に指示した。

この地震後、首都サンティアゴを含む広い範囲で停電となっているが、いまもそのほとんどが回復していない。
また一部では固定電話が通じなくなっているエリアもある。

この地震を受け、ビーニャ・デル・マールで開催が予定されていた音楽祭は、中止となった。
8時40分の段階で、サンティアゴアルトゥロ・メリノ・ベニテス国際空港の便の離着陸はすべて休止となっている。
同じく、サンティアゴのメトロ(地下鉄)についても、全線で運転を見合わせている。

チリ、地震の歴史(2007年11月16日)

チリ、6人死亡確認

2010年02月27日 19:17

El Tiempoの記事
チリミチェル・バチェレ大統領は、これまでに6人の死亡を確認したことを明らかにした。

チリでは27日午前3時26分頃、南部の第8(ビオビオ)州を震源とする地震が発生した。
この地震で、サンティアゴなど広い範囲で停電が発生し、情報の伝達が難しい状況となっている。
しかし国の防災局が、これまでに6人の死亡を確認したという。

バチェレ大統領の発表によると、第7(マウレ)州で5人、第9(ラ・アラウカニア)州で1人が死亡したという。
しかし今回の地震で、メルカリ震度がもっとも大きい数字を示した第8州の状況はまだ不明だ。
「今後、死亡者数がさらに増える可能性は否定できない」とバチェレ大統領は語った。

また第8州、9州を中心に余震も相次いでおり、これまでの最大余震はマグニチュード6.2だった。
チリペルーの海岸については、米国の地質研究所から津波の警報が出されている。
震源に近いエリアでは、地震から数分以内に第一波が到達したとみられるが、詳細はまだ不明だ。

サンティアゴ市内北部では、この地震後、薬品を扱う化学工場で火災が発生した。
震源に近い南部地域では、川などにかかる橋の倒壊が報告され、交通路にも大きな影響が生じている。
また停電の影響で、メディア「El Mercurio」や「La Nación」のウェブサイトはダウンしたままだ。

チリ地震で津波警報

2010年02月27日 17:22

La Terceraの記事
チリ第8(ビオビオ)州を震源とする地震で、チリペルーの海岸に津波警報が出された。

米国の地質研究所は、チリペルーの海岸に津波の警報を発令した。
またエクアドルについても、津波の注意報を出している。
震源に近い第9(ラ・アラウカニア)州、第8州ではすでに、第一波が到達している可能性がある。

同地質研究所は、この地震の震源が第8州内、コンセプシオンの南東90キロであると発表している。
また震源の大きさは8.5から8.8に修正され、震源の深さは59.4キロと発表した。

チリ中南部で強い地震

2010年02月27日 17:14

La Terceraの記事
チリ中南部で27日午前3時34分、強い地震が発生した。

米国の地質研究所によると、震源は第8(ビオビオ)州コンセプシオンの南東90キロの地点だ。
地震の規模はマグニチュード8.3、震源の深さは55キロと推定されている。
地域一帯の海岸で津波が発生する可能性がある。

チリ政府の防災局は、この地震による被害状況の把握に努めている。
この地震により、首都サンティアゴを含む広い範囲で停電が発生しており、情報も錯綜している。
午前4時20分段階で、第9(ラ・アラウカニア)州の建物の崩落現場で1人が死亡したことが防災局により確認された。

ロイター通信の報道では、この地震の揺れは10秒から30秒ほど続いたという。
サンティアゴ市内では停電により、市街の信号機が点灯せず、大きな渋滞を招いている。
チリ国内では第2(アントファガスタ)州から第10(ロス・ラゴス)州の範囲で、揺れを感じた。

各地のメルカリ震度は次の通り。
震度9:第8州
震度8:第13(メトロポリターナ)州、第6(オイヒンス)州、第7(マウレ)州、第9(ラ・アラウカニア)州
メルカリ震度について(Wikipedia)

ペルー、関係改善の好機

2010年02月27日 09:37

La Razónの記事
ペルー政府は、今をボリビアとの関係改善の好機と捉えていると言う。

ペルーのホセ・アントニオ・ガルシア・ベラウンデ外相が語ったものだ。
ボリビアペルーは昨年から、外交関係が悪化したままとなっている。
イデオロギーの対立などから、一時は相互の大使を召還する事態にまで至っていた。

ガルシア・ベラウンデ外相は今週、エボ・モラレス大統領と会談したという。
メキシコで開かれたグループ・リオのサミットが、この会談の舞台だ。
「対話を再開することの必要性で、意見は一致した」と同外相は述べたが、具体的な会談内容は明らかにしていない。

この17日、ペルー外務省はマヌエル・ロドリゲス・クアドロス大使がボリビアに赴任することを発表したばかりだ。
ペルー政府は新大使を窓口に、ボリビアとの関係正常化について、扉を開けたい考えとみられる。

ビジャソンの氾濫

2010年02月27日 09:36

La Razónの記事
ボリビアポトシ県のビジャソンでは、川の氾濫でこども2人が死亡した。

この事態が起きたのは、今月24日のことだという。
ビジャソン市内のバルケで、乗客を乗せたトラックが、氾濫したハロマ川の水に飲み込まれた。
このトラックに乗っていた3歳と15歳のこども2人が、遺体で発見されたという。

このトラックは、走行中に、水の中で身動きが取れなくなっていたという。
そこに強い水の流れがおしよせ、150メートル流された後に横転した。
2人の遺体は、トラックが横転した現場から、4キロの地点で相次いで発見された。

夏を迎えているボリビアだが、ポトシ県は極端な状況に置かれている。
旱魃に見舞われた地域と、雨の被害を出している地域が、県内にまだら状に混在しているのだ。
ボリビアの雨季は、3月頃まで続く見通しだ。


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