2008年05月15日 06:58
El Universoの記事 / El Universoの記事エクアドル、エスメラルダス県北部にあるリモーネス(レモン)島は忘れられている。
リモーネス島の人口は6000人、エロイ・アルファロの行政エリアに入る。
太平洋とマングローブのジャングルなど、手つかずの自然が残っている。
以前より、観光開発に期待が寄せられるが、なかなか進んでいない。
島の人々の経済を支えるのは、主に漁業だ。
この島がエロイ・アルファロに併合されたのは1990年だ。
以後18年、行政による住民生活、経済に関する公共投資がまったく為されていない。
エスメラルダス県で「忘れられた」と称される所以だ。
現に住宅地でも電気や水道サービスは不安定な状態が続いている。
「このままでは、島は殺されてしまう」
住民らはエロイ・アルファロの行政から離れ、独立した行政単位を持つことに声を上げ始めた。
島の声は現行政には届かず、結局県にも国にも届くことはない。
直接上部行政に声を届けることを島の人々は考え始めている。
行政に声が届かないことは、島の人々の経済を支える漁業にも降りかかっている。
港の埠頭は傷み、このままでは使用に耐えなくなるおそれもある。
またゴミの問題も深刻だ。
島内にゴミを処理できる施設はなく、一週間分を本土に海上輸送し、焼いているのだ。
今島内に、現状を訴えられる組織は教員、漁業従事者、そして行政の労働組合の3機関しかないという。



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